もともとピアスは片耳だった?
もともとピアスは片耳だった?
「ピアス」といえば、「女性が左右の耳にペアでワンセットになったアクセサリーを飾るためにするもの」が一般的です。
しかし、ピアスの歴史は非常に古く、古代インダス文明や古代エジプト文明までさかのぼります。
当初はおしゃれ、つまり身体装飾の意味ばかりではなく、呪術的な魔除けの意味や、身分を表示する意味があったようです。
そのため、女性に限らず、王侯貴族を中心とした男性も、ピアスをしていました。
中世ヨーロッパでも、ピアスは貴族の象徴でした。
そして、貴族の男女がいっしょに歩くとき、かならず男性が右側、女性が左側を歩いていました。
その理由は、男性が利き手である右手をあけておくことで、いつでも武器を持って女性を守れるようにするためでした。
その時代に、ピアスは片耳にあけるものだったのです。
女性は右側にいる男性に見えるように、右の耳に、逆に男性は、左側にいる女性に見えるように、左の耳に。
つまりこの時代では、ピアスは片耳にするのがあたりまえだったのです。
ここから、片耳ピアスにおいて、「左耳ピアス=男性、守る人」、「右耳ピアス=女性、守られる人」という意味が生じました。
男性にとって左耳ピアスは、「勇気と誇り」を女性にアピールするシンボルでした。
逆に女性にとって右耳ピアスは、「貴方にまかせる」というメッセージを男性に伝えるシンボルとなります。
このため、地域によってはペアでこのようなピアスをすることが、男女間でエンゲージ(婚約)の意味をあらわすこともあります。
男性にとっての片耳ピアス
そんな伝統への「先祖返り」……というわけではないでしょうが、最近になって男性がピアスをするケースが増えてきました。
おそらく、単なるファッションであって「先祖返り」ではないのですが、しかしそれでも、伝統的には上記のような基本的な意味が、ピアスにはあるのです。
その影響で、どの耳にどのようにピアスをするかによって、さまざまな意味を表現することになります。
次に、男性がピアスをあけるさまざまなパターンごとに、それがどのような意味を持つか見ていきましょう。
男性が左の耳だけにピアスをあける場合
これは中世ヨーロッパの伝統そのままです。
左耳のピアスは、左側にいる女性に「勇気と誇り」をアピールするものですから、「男らしさ」を意味することになります。
女性が左耳にピアスをすると、それは男性的な「守る人」になることを意味しますので、
「レズビアン」であることを表明するサインととられる場合があります。
男性が右の耳だけにピアスをあける場合
男性が右耳にピアスをあけると、「守られる人」の立場に立つことになるので、「女性的」という意味になります。
言い換えれば、「ゲイ」であることを表明するサインととられることがあります。
そのケがないのに右耳にピアスをして「ハッテン場」へ行くことは危険な行為といえるでしょう。
男性が両耳に1つずつピアスをあける場合
これは特に意味を持たず、女性がしているのと同じ単なるファッションとみられるのがふつうです。
まれに、性的な意味で「ノーマル」、または「バイセクシュアル」のサインとみなされる場合があります。
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